「不完全恋愛譚」

どうしよう、迷子になりました

本当は知ってたの
君が言った言葉の意味を
このままが一番と
遠回しに引かれた キリトリセン

切り取って仕舞おうか
宛名のない想いもすべて
ガラクタの山の中
放置プレイしていた いつか、いつか

時も果実も熟して腐りかけ
今が食べごろ どうです?
笑ってごまかしたあたしを

嘘と愛は同じ割合で
美味しくなるの 知らないでしょ
駆け出したらもう戻れないよ
立ち止まったままで泣き出す
迷子も迷子の待ちぼうけです


本当は気づいてた
あたしだけを見てたんじゃない
それでもとこれでもと
ありもしない希望に しがみついて

バカにして笑ってよ
むしろ嫌ってくれればいいよ
逢いたいと願わずに
一人死んでゆけるの 消える、消える

猫も烏も見下し呟いた
お前なんかに生きてる
価値などないんだ

ブレもしない思いやりなんて
難点だらけ 穴だらけで
空回りの好感度からの
一方通行の末路へ
直線距離など意味はなさない


脱兎 逃げれるよに
花を落としたはずだったの
そっと 枯れていった
花は這いながら君に絡みついていく


嘘と愛の配合が狂い
食べられたものじゃ なくなってた
息を止めて飲み込んだけれど
結局吐き出してしまった

ブレもしない思いやりなんて
難点だらけ 穴だらけで
空回りの好感度からの
一方通行の末路へ
迷子は迷子は駆け出してゆく

泣きながら叫んだ愛の歌を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

不完全恋愛譚

ただ愛してほしかっただけなんだ

閲覧数:158

投稿日:2013/01/17 23:42:10

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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