A
空から舞い降りる 銀色の華 手をそっと伸ばした
肌寒さに震え 肩を並べた 思い出すあの頃


B
忘れない 手の温もり 二人の 足跡
遠い日の 色褪せない 幼い 約束


C
写真の中 笑う君 離れないと信じた
儚い 夢のように 消えてく 粉雪

愛おしくて 泣き出した 声にならない声が
彼方へ 響いていく 冷たい サヨナラ


-間奏-


A
音の無い世界に ただ立ち尽くす 深々と降る華
目にやきついたのは 紅く染まった 白いキャンバスだけ


B
止まらない 記憶たちの 想いが 溢れた
抱きしめて Kissをしてよ あの日と 同じに


C'
棺の中 乞い願う 「もう一度笑ってよ…」
ポツリと 呟く声 雪へと 掻き消え 

神様今 見てるなら この手を離さないで
冷えた手 それでもいい このまま いたいの ずっと…


-間奏-


C'
ひとりだけの 「サヨナラ」を 君に言わせてゴメン
貴方の 優しい声 聴こえた 気がした

今流れる この涙 悲しいからじゃないの
笑って 「アリガトウ」の 言魂 贈るわ 君へ(Dear)…


*ふりがな*
A
そらからまいおりる ぎんいろのはな てをそっとのばした
はだざむさにふるえ かたをならべた おもいだすあのころ


B
わすれない てのぬくもり ふたりの あしあと
とおいひの いろあせない おさない やくそく


C
しゃしんのなか わらうきみ はなれないとしんじた
はかない ゆめのように きえてく こなゆき

いとおしくて なきだした こえにならないこえが
かなたへ ひびいていく つめたい さよなら


-間奏-


A
おとのないせかいに ただたちつくす しんしんとふるはな
めにやきついたのは あかくそまった しろいきゃんばすだけ


B
とまらない きおくたちの おもいが あふれた
だきしめて きすをしてよ あのひと おなじに


C'
ひつぎのなか こいねがう 「もういちどわらってよ…」
ぽつりと つぶやくこえ ゆきへと かききえ 

かみさまいま みてるなら このてをはなさないで
ひえたて それでもいい このまま いたいの ずっと…


-間奏-


C'
ひとりだけの 「さよなら」を きみにいわせてごめん
あなたの やさしいこえ きこえた きがした

いまながれる このなみだ かなしいからじゃないの
わらって 「ありがとう」の ことだま おくるわ きみへ(でぃあ)…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Dear…

tarさんの曲
【歌詞募集中 ~11/1】未タイトル【ヴィジュアル風?ロック】
http://piapro.jp/content/q7gelizpeohayphx
に、歌詞を書かせていただきました。

※少しだけですが訂正加えました。

Dear=心からの 大切な と言う意味があるみたいです。
切ないけどかっこいい、疾走曲のイメージを崩さないように頑張って書いて見ました。
イメージは「雪」「冬」「別れ」と言う感じが大きく存在してます(してるはず;)


歌詞からテーマが見えてくれれば、とても嬉しいのですが…
何か感想をいただけたら泣いて喜びます。

厳しい指摘でも受け付けます。
よろしくお願いします。

閲覧数:119

投稿日:2009/11/02 02:28:29

文字数:1,034文字

カテゴリ:歌詞

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  • tar

    tar

    ご意見・ご感想

    はじめまして、tarです。
    先日は歌詞のご応募、本当にありがとうございました。
    選考の結果残念ながら、今回は別の方の歌詞を採用させていただくことになりました。><
    申し訳ございません。

    ですが、奏月さんの歌詞もとても素敵だと思いました。自分は「棺」という言葉からも恋人との最期の別れの歌のように受け取ったのですが、最後にでてくる「ひとりだけのサヨナラ」と「アリガトウの言魂」という表現にはとても胸を打たれました(;へ:)
    こういう両想いのままの別れってすごく切ないですけど、綺麗ですよね。
    直接関係があるわけではないんですけど、読んでいてドキュメンタリーの「余命1ヶ月の花嫁」を思い出しちゃいました。(T-T*)

    これからも素敵な歌詞作りがんばってください!
    機会があればぜひコラボしましょう!!

    2009/11/08 01:34:44

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