《D1》
「さてさてどっから話そうか。
まぁ、そう言わずにちょっと座ってさ。
これはちょっとオカルトじみた
哀れな少年の話。」

《A1》
誰かに成り切る事は僕に
とって息するより簡単だった。
NGなんて出ないでしょ?
レンズ越しの現実(リアル)の世界なら。

天才と言われるのは全く
もって悪い気はしなかったんだよ。
寧ろ良い気になっちゃって
得意気な顔で披露して見せた。

《B1》
何の役に
だって成れた。みんな
僕見て錯覚
するんだ。

此れは嘘?それとも
真?かってさ。
さぁ、今日は誰に成りすまそう
か?


《S1》
Ah 3・2・1でアクション 此れは
完全な擬態。最早
僕に演じられないモノはこの世に
ないのだろう?ほら、

なんてたってだって僕は
役者(ウソツキ)だからさ。合図の
音がこの耳の中に鳴り響くまで
は。



《A short ver.》
愛される事はないと僕は
知ったその時にもうわかったんだ。
愛が欲しいと願うなら
愛される人間に演じれ(なれ)ばいい。

《B2》
何重にも
重ね着けた此れは
呪われた仮面
らしくて。

何が嘘?でどれが
真?かってさ。
さぁ、降りられない奇な舞台
へ。


《S2》
Ah 3・2・1のテンション 此れは
完全な虚像。最早
僕は人間とは呼べやしない何
かなのだろう?ほら、

なんてたってだって僕は
役者(ウソツキ)だからさ。合図の
音がこの耳に届いてくれる範囲
は。


《A short&arrange ver.》
呪いは僕を蝕みいつか
鏡にさえ映らなくなるらしい。
全部があべこべになって
真の言葉も嘘に塗(まみ)れて

《B short&arrange ver.》
君が嘘?それとも
僕が嘘?って
あれ、可笑しいな僕に演じ(な)れ
ない?


《S arrange ver.》
Ah 3・2・1でジ・エンド やだな。
完全にミスだ。最早
僕はアドリブさえも全て演じて
しまうだろう。ほら、

なんてたってだって此れは
人生(フィクション)だからさ。合図の
音すらもう僕には聞こえない。


《D arrange》
「それからどうなったかだって?
それは誰にもわからないんだ。
嘘くさい?そりゃそうだろうさ。
だって僕はー」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】アクターイルネス

今までずっとメントスコーラのことメンストコーラって言ってた。兄貴に突っ込まれて初めて知った新事実。

閲覧数:132

投稿日:2018/09/20 10:53:05

文字数:952文字

カテゴリ:その他

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