今日も、微睡む意識と、心地好い朝。
瞳閉じたらもう一度夢見る、さいごの続き。
「おはよう」
少し掠れている、寝起きの言葉。
「ねぇ、好き」と伝えると照れて、もっと愛しくなった。
私の傍にいたおばあちゃんや、パパやママよりも、
私を愛してくれた貴方よりも、私が一番知っている。
“私を幸せにする方法”。
ね、ちょっと、聞いて。
今日も、微睡む意識に、優しい日差しが「おはよう」を告げる。
一人、微かにする匂いと、のこした記憶、手繰り寄せる朝。
貴方がいるから、幸せなんです。
貴方がいたから、幸せだった。
掠れた「おはよう」忘れたくないよ。
最期の続きを、遺した記憶で、繰り返す。
切れる時まで。
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