A)朽ちた瓦礫の街 今でも
動けず此処に寄りかかって
降り出す雨に濡れ 乞うのだ
時よ巻き戻れと
かつて僕を創った(生んだ) あの人
一欠片の軌跡も消える
独り密かに息 引き取り
虚無だけが残った

B)理解出来なかった心 確かにある記憶
頬流れる雨手に落ち 静かに目を瞑る

S)空っぽの中身に轟く 締め付けられるこの痛みの
正体を僕は知らぬまま 再び眠りつく

A)かつて彼は言った 僕にも
ヒトと変わらぬモノがあると
共に過ごした日々 今でも
色褪せない記憶

B)些細な事で笑えた 暖かな思い出
頬流れる雫零れ 命を芽吹かせる

S)広がる緑と慟哭は この器を軋ませた
やがて訪れる終末の 予感を漂わせ

B)彼が話した心とは 哀(かな)しみと愛(かな)しみ 頬流れる涙伝い 想い宿らせる

S)動かなくなったその身体 やがて朽ちる運命(さだめ)でも
苦しみから解放された 僕は笑い眠る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

END GRIEF

とある作品の応募用です

閲覧数:122

投稿日:2018/02/27 22:02:32

文字数:397文字

カテゴリ:歌詞

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