〈A〉
夢を語る子供に 大人はこう言うの
「僕も昔は夢を見た」と
それは迷路で迷う 兎に追いついた
僕に対する 言い訳だった

〈B〉
幼いのは 君と僕の
どちらだろう 終わらない問

〈サビ〉
夢見ない 世界で生きてく
こと は"サ"めることと
疑わず 一人で走って
きた 兎の涙

〈A〉
夢を見ない兎に 僕はそっとささやく
今度は一緒に 連れていってと
君も僕も一人じゃ きっと寂しいから
どうせ迷うなら 二人でいよう

〈B〉
幼いのは 君と僕が
一人きりで 歩いてるから

〈サビ〉
終わりなど ない世界を行く なら
二人寄り添い
泣き笑い 傷つけあう時 でも
隣には君


--------------平仮名--------------

〈A〉
ゆめをかたるこどもに
おとなはこういうの
ぼくもむかしは
ゆめをみたと
それはめいろでまよう
うさぎにおいついた
ぼくにたいする
いいわけだった

〈B〉
おさないのは
きみとぼくの
どちらだろう
おわらないとい

〈サビ〉
ゆめみない
せかいでいきてく
こと
はさめることと
うたがわず
ひとりではしって
きた
うさぎのなみだ

〈A〉
ゆめをみないうさぎに
ぼくはそっとささやく
こんどはいっしょに
つれていってと
きみもぼくもひとりじゃ
きっとさみしいから
どうせまようなら
ふたりでいよう

〈B〉
おさないのは
きみとぼくが
ひとりきりで
あるいてるから

〈サビ〉
おわりなど
ないせかいをいく
なら
ふたりよりそい
なきわらい
きずつけあうとき
でも
となりにはきみ
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

兎と亀とラビリンス

雪さまの歌詞募集に応募させて頂いた歌詞です。http://piapro.jp/t/peSz

夢を忘れた大人を兎に、夢見がちな子供を亀に、現実を迷路に喩えた、物語調の内容です。

夢を追い続けられるほど、才能に恵まれていたわけではなかった。
けれど、淡々と生活する日々に満足もできず、「昔はあんな(将来の)夢を描いていたのに」と寂しさを感じるところから始まります。迷路で迷って、立ち止まっている状態の「兎」です。

疑問や不満を感じている兎と、過去に忘れてきた(置いてきた)はずの亀が出会うことで、また前に向かっていく希望を持てた、という内容です。
夢みがちな子供を亀に、と言いましたが、夢や目標の象徴とも言えるのかな、と。


以上の説明で不明な点や、歌詞について何かありましたら、メッセージ下さい。

閲覧数:298

投稿日:2012/12/30 01:37:05

文字数:672文字

カテゴリ:歌詞

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