あいつの印象と言えば 政治家みたいな硬い奴
花火も綺麗だと言わず 化学反応と笑う奴
明日で二十歳だとあいつ 打ち上げ花火をやりたいと
電話で突然の誘い 着の身着のままで飛び出した


月が冷やした秋風 頬を裂いていく
流れ行くのは涙か 汗か純水か
照らす街灯あいつが 酒を持つように
花火ひと筒左手に 僕を待っていた


19歳まで 泣いたことは たくさんあるはずなのに
19歳から 振り返れば 楽しいことしかなくて
20歳から 見える道は 立つ場所すら暗すぎる
19歳から 打ち上げる花火が 少しだけでも 未来を照らしてくれますように



頭の真ん中居座る “俺は特別“のエゴ文句
願掛けみたいなもんだと 燃やし清めると月に請う
これから二十歳だとあいつ 打ち上げ花火に火を入れた
憎くも恨んでもないさ ただ邪魔なだけだそれだけだ


安い音してお終い なぜか笑えない
散って行くのは記憶か 夢かいままでか
照らす月光あいつが 酒を呑むように
黒の杯掲げた 顔は晴れやかだ


19歳まで 辛いことは 呆れるほど覚えてる
19歳から 振り返れば 微笑ましく手を振れた
20歳から 歩む道は 正解かもわからない
19歳から 打ち上げる花火が その場だけでも 自分に優しくありますように



回数券破り捨てて 一年手に入れる あと何回 使えるのか
使い捨ての時と共に 刻んだ傷見ても もう思い出 美化していた
今しか見えない真実だから
花火よ上がれ 無性に泣きたい

S'
19歳まで 泣いたことは たくさんあるはずなのに
19歳から 振り返れば 楽しいことしかなくて
20歳から 歩む道は この場所すら暗すぎる
19歳から 打ち上げる花火が 少しだけでも 未来を照らしてくれますように

20歳から 打ち上げる花火が 未来からでも 優しい光りとなりますように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

19歳まで 20歳から

19歳:いま
20歳:これ

と読みます。

二十歳 は はたち
のままです。

題名は
【いままで これから】


前バージョンに ひらがな があります。

閲覧数:234

投稿日:2013/09/22 18:48:05

文字数:792文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ミニッパ

    ミニッパ

    使わせてもらいました

    歌詞のご提供ありがとうございました。
    曲を作ってみたのでご報告いたします。
    http://piapro.jp/t/VWOW

    感想
    ご自分でおっしゃっているように、やや1行が長い感じがしますね。
    なにか細切れだったり冗長だったりとパッとしない曲になってしまい申し訳ございません。

    文節のリズムはよく出来ていると思いました。
    特にBメロは4行全てが一致するリズムに乗せられるよう調整されていて良いと思います。

    2013/09/28 23:56:29

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