【GUMI】灯る少女と波打つ縁日【オリジナル曲】

初めて作ったVOCALOID曲です。

ニコニコ動画：http://www.nicovideo.jp/watch/sm18740286


作曲：アンダマン
作詞：ある種

友達みんなで連れ立って　1回500円の夏祭り
あの子の浴衣に胸打たれ……　見慣れた光景目の当たり

明日を思えば笑えない　アタシを祭りがすり抜ける
寺子屋帰りの夕暮れが　学生鞄に染み込んだ

ああ　祭り日和　考査期間　混ぜるな危険
オトコの顔　オンナの顔　喜色い顔
「あんな風な顔のお面１つ下さい」

人の波を乗りこなし　面の下で無理矢理ニヤニヤ
意味無しの刹那の笑みで　蚊帳の外余裕
気休めの言葉で良い 「たまにはいきぬきもひつようさ」
誰もいない賑わう通り　縁日？クソ喰らえ！

見たことあるよな連中が　エアガン片手に駆け巡る
対象年齢忘れてる　彼等を横目でやり過ごす

親戚一同集まって　イトコの兄さん得意顔
ラムネのビー玉取り出して　少女は祭りに恋をした

あぁ　焦げる匂い　幼き日々　過去の産物
オトナの顔　メガネの顔　恐い顔
「何をすべき　何か捨てろ　君のために」

人の波に飲み込まれ　面を失くし頬に触れ気付く
意味無しの愛想笑いが　顔の外付着
気休めの言葉で良い 「どうせなにもかわることはない」
アタシがいたいつかの通り　縁日？クソ喰らえ！

人の波が引いて行き　祭り帰り支度を始めて
遠巻きに立ち尽くしてた　アタシに残るもの
愛想笑い　気休めと 「あえて無勉　実力お披露目」
清々しく振り返る道に　生ゴミ、生米、生卵

ゴミの波を乗りこなし　笑いの面　風に乗りゆらら
幕が閉じ　切なく終わる　道を穢したまま
面の下に隠してた　生き抜きされたアタシの両目に
灯火２つ　煮えたつはらわた　縁日？クソ喰らえ！