君が僕を
はじめて呼んだ日を
桜の色よりも

淡く綺麗に
覚えているんだ
色褪せないままに

月日は経ち
変わるものの中で今
君と出会った時と同じ息をする

愛されたくて寂しいこの気持ち
足りないものはなんだ
ほら 一度アタタカサ感じた心は
倍に痛みを知る



一つ一つ
空中でバラバラと
崩れてゆくセカイ

そんな蒼の
式もたたぬような
不安定な場所で

重ねる度
逃げてしまう温度さえ
見放したこの道を
この足で踏んだ

アタタカすぎた記憶の断片が
鳴らす孤独の警鐘
ほら 痛すぎるほど染み込む温度差に
瞼閉じてしまおう



なんとなく
終わりの見えた物語だったような気がします



愛されたいがための結末には
並ぶ 暗いコトバ
ほら 作り笑いもできなくなりました
どこへ どこへ行こう



愛されたくて寂しいこの気持ち
足りないものはなんだ 欠けたものはなんだ
ほら
埋まらない穴 口開けた穴
広がる傷跡に 飲まれる感覚に
足りないものは 欠けたものは

僕だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

足りないもの 歌詞

閲覧数:621

投稿日:2012/05/05 18:50:49

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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