雨が綺麗だと思ったのは
君と同じだと思ったから
君を綺麗だと思ったのは
もうここにはいないから

朝焼けの空藍の雲
空っぽな僕を嗤うのです
譲れないからって譲るのは
隙間をちょっと埋めるだけ

触れられない快然な風を
燻った目で憧れた過去を
追いかけて 取り残されて
バラバラになって 世界に溶けて
私はもう分からないねって
赤く美しい花を添えた


雨が綺麗だと思ったのは
爆ぜる水滴が花のようだから
君を綺麗だと思ったのは
赤く鮮やかな透明だったから

藍の焼けと君は風になって
追いついた君は花になって
裂けた花弁が雨音と踊る

雨が綺麗だと思ったのは
君と同じだと思ったから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】雨が綺麗だと思ったのは

もういない、綺麗になった君のはなし

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投稿日:2024/05/21 14:53:48

文字数:291文字

カテゴリ:歌詞

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