A
シャボン玉の向かう道
屋根の上より先見えず
見えなくなったその先
弾けたかそれとも新しい
遠い昔のこと 原始の記憶では
シャボン玉が飛んで 消えた
僕らが知ることはない どこかの世界へ向けて
シャボン玉が飛んだら どこへ
B
僕らが一度も見たことさえない
バブルとタマシイ交差する世界
誰しもいまだに見たことさえない
世界は存在すると言えるの?
見えているものだけ信じているだけの
見えないものはないのとおんなじで
そんな偶像はシャボン玉のよう
信じられないほど淡く切ないの
C
「ただ、今、一つ訊こう
きみの言葉のうちから ウソを
消していってしまったら
何が残るのだろう?…」
S
所詮は全部「空想」
ありえはしない「想像」
それでもその世界こそが 私にとって
すべてが全部アイロニー
触れれば解るリアリティ
それでもその世界だけが 私の現実
(想像 妄想 すべてが空想 すべて すべて あの子の空想さ
全部 全部 全部がウソだよ だって あの子 あの子はウソつきで
現実 逃避 絵空事なのさ 見える ものが すべて現実なのさ)
「…でもね でもね すべてが幻想 ウソで 妄想 それでもいいじゃない…」
?
すべて空想の世界
私は幸せ?
私の幸せな世界
http://piapro.jp/t/o1rlに曲をつけさせていただきました。
Exousiaさんありがとうございました。
初めのフレーズからまず「シャボン玉」という単語を思いつきました。そのあと、「空想逃避」というタグがついていたのでそこに沿って作っていった形です。登場人物が二人ほどになっているような気もします。幻想的な雰囲気の曲調が実によくマッチしていると思います。
韻を踏む個所は少なくて申し訳ありません。
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