雨の中、動く君の唇 ねえ今なんて言ったの?

ビニール傘から見えた いつもの優しい顔が 胸を締め付ける

闇の中、震えている君は ねえ今何に怯えているの? 

間奏

見て欲しいのに みてくれない

傍にいるのに、傍にいない 

お願いだから ここにいるって気づいてよ  


どうせだったら、傷つけてほしい

どうせだったら、怒って欲しいから

どうせなんて本当は言いたくないんだよ  

本当の気持ちを伝えたら

君はどんな顔をするのかな

ああ、今日も夜が散っていく                      
 

何が世界を変えてしまったの 淀みが黒く沈んでいったの     

明日には終わるから 明日には元通りだから

ねえ そう言ってよ                        

誰もが幸せを望み 生きているはずなのに

君は何を望んでいるの?


心の中、そっと君に触れる どうして、泣いているの?

華奢な身体から感じる 暖かく優しい君と 冷たく鋭利な君          


間奏


逃げないでよ 背けないでよ 

目を見て話してよ

嘘を吐かないでよ 本当の君を教えてよ

届けたいこの気持ちに、勝手に理由を付けないで

君の中に、この愛をそっと、少しでいいから、入れて欲しい      


何が世界を変えてしまったの 空はこんなに綺麗なのに

もう泣かなくていいから 泣かないで欲しいから

ねえ、笑ってよ                         


今日が世界の終わりの日で 君が一人だと思っても

抱きしめに行くから 抱きしめてほしいから

名前、読んでよ                          


誰もが君を恨んでも 月は必ず傍にいるから

悲しい時も 辛い時も 

何があっても どんな時も

間違ってでも 失ってでも

愛しているから

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月と君

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投稿日:2021/06/29 02:22:37

文字数:804文字

カテゴリ:歌詞

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