照り映える世界は　私が描いたわ
塗り替えて　この空　赤くするまで

冷たい目　光を　凍てつかせるくらい
見回せば　誰かを突き刺せる瞳

誰かが　儚く　煌めく星と例えるなら
最期は　気高く散らせ　
“この身を”

風に躍る　鮮やかな色
燃えさかる炎は深い空へと
遥か地平までも　花びら　埋め尽くして

果てしのない原色の青
巻き上がる風に　どこまでも遠く
赤い炎の色　消えないその輝きを

差し出した　掌　竦ませてしまうわ
震える手　怯えて　私を見つめて

誰かが　私を　折る気があるとしても
その手を触れされはしない
“この身に”

風に躍れ　鮮やかな花
燃えさかる炎は赤い空へと
見下ろした刹那に　指先　色は失せた

伸ばした指　振りほどくように
儚げな　希望（のぞみ）さえも切り裂いて
砕け散る　光を　この手で深い闇へと

風に躍れ　鮮やかな花
燃えさかる炎は赤い空へと
消えない輝きと　あり続けよ

伸ばした指　振りほどくように
儚げな　希望（のぞみ）さえも切り裂いて
砕け散る　光を　この手で深い闇へと