
妄想が死ぬたびに、生まれる現実感。
お前が何をしようと、手遅れでしかない。
ほら見ろ。あの暴走具合。
崩壊しつつ積み上がる夢に、お前は触れられるのかい?
そんなにも悲しそうな目をしても、不可能。
そもそも、お前の目など眼鏡の奥瞑り、
その目蓋開いたところで、
埋められてるのは球体ですらない多面体の世界だ。
お前がよく口にする、運命の味はどうだ?
それを食った妄想は、のたうち回って死んだんだ。
どこまでも敵同士、いがみ合うばかり。
憎しみばかり太る。限界なんかない。
愛とさえ呼べるよな、その両腕で我慢比べをどうぞ。
バベルが引き裂いた伝わらない言葉より、有用な暴力で。
妄想が死ぬごとに、生まれる倦怠感。
お前が生き延びる限り、平穏など無い。
現実と仲良く擬態してるお前は、
ゼロという無限を塞ぐことができるかい?
たくさんの孤独に囲まれて……幸せそうに泣いていたんだ。
お前がよく口にする、運命の味はどうだ?
それを食った妄想は、吐き出しきれずに死んだんだ。
過たず敵同士、愛し合うばかり。
表現の自由には、正解なんかない。
悪とさえ呼べるよな、その両足で歩けるのならどうぞ。
アキレスが忘れた不完全な永遠も、踏み砕く行進を。
どこまでも敵同士、いがみ合うばかり。
憎しみばかり太る。限界なんか無い。
愛とすら呼べたんだ、あの頃の腕で我慢比べをしよう。
バベルも焦がれてる。
伝わらない言葉より、有用な希望を。
00:00 / 04:10
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想