【A】
夢のように過ぎていった輝けるあの日々
グラスに浮かべて飲み干したら
「遊んでたのは こっち」なんてね 嘯(うそぶ)いてみて
大人になったつもりの 気休めみたいなポーズで
砕け散った欠片 見ないふりした

【サビ】
継ぎ接ぎ 眩む街の灯(ひ) 揺れるあの日の面影
ささやき 吐息 指先 耳障りすぎる記憶

Fluorite in my heart was gone……

【A】
誘うようにはしゃぎ踊るネオンサインの海
私だけ残し流れる季節
「もう独りきりで平気」なんてね 強がってみて
瞼の奥に滲んだ ヤになるほど温かな
零れ落ちる欠片 見ないふりした

【サビ】
語らい 交わす触れ合い 温め過ぎたせいかな
全て嘘だったように 音も立てずに砕けた

Ah キラキラ フローライトは涙みたいに光るの
散らばる 欠片すべてが かけがえない宝物

Fluorite in my heart was gone……

【サビ】
粉々 砕け散ったフローライトを集めて
ちくちく 刺さる痛みと一緒に握り締めるの
砕けた フローライトは 元には戻らないけど
全部抱いて歩き出すの いつかは笑えるように

Fluorite in my heart will be……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】Fluorite in my heart

saito_1201様の“タイトル未定【歌詞、イラスト募集】”http://piapro.jp/t/yeNVへの応募用に書き下ろした歌詞です。

大人っぽくて少しレトロで、曲調は柔らかく明るいのに何処か少し哀愁を感じるこの曲の雰囲気をそのまま活かし、ちょっと背伸びした少女の失恋ソングを目指しました。
メロディラインの明るさから、悲しいだけでなく前向きに歩き出そう、という流れの歌詞に仕上げました。

タイトル及び曲中に出てくるFluorite=フローライトは、宝石の蛍石のことです。
温めると光を放ち、また温めすぎると砕け散るその性質を恋心に喩えてみました。

普段あまり書かない雰囲気の歌詞だったので若干苦戦しましたが、楽しかったです。

閲覧数:458

投稿日:2013/10/23 06:44:17

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

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