小さな闇に　ぽっかり空いた穴　　　　(7　9)
「久しぶり」　あいたかったよ　　　　(5　7)
顔を出した君の　変わらない笑顔　　　(9　8)
「こっちにおいでよ」　隣がいいな　　(8　7)

どんなに目を細めたって　ちゃんと君が見えないな
最後に会った時より　目は悪くなったみたいだ
だからもっと近くにおいでよ
この手が届く距離まで
　
忘れないで　思い出して二人でいた記憶を
今がもっと　愛しくなるはずだから
温もりを集めて　隣の星までもいけそうだ
でも今はこのまま　手をつないでいて

太陽が昇るまで　話をしよう
「あの時君が」　いやいや君だよ

おもちをたべて　金平糖を降らせて
おなかがいっぱいになったから眠ろうか
ずっとこのまま　一緒にいられたら　
この手を放したくなんかない

「忘れないで　思い出して　気の帰る場所を
いつでも　僕はここにいるから」
温もりが消えても　この時は消えないから
涙はなくさ　笑顔を見せてよ