【A1】
風鈴鳴る縁側に
さざめく木々と日の匂い
飛び交う鳥見上げれば
夏を彩る太陽

【S1】
遠く走り出す汽車の鐘
耳元駆け抜ける夏の風
気持ち透き通る空の下
僕はこの場所でギターを弾く

【A2】
川の傍佇んで
はしゃぐ子供と蝉しぐれ
遠い山見渡せば
あの夏の日の陽炎

【S2】
水面にそっと素足晒し
水飛沫上げれば蜃気楼
波の音に耳を澄まして
ささやかにあの歌口ずさむ

【S3】
夕日差す小さな駅の前
日に陰る君の顔と涙
長く並んだ二つの影
この場所にいるよと呟いた

【S4】
遠く走り出す汽車の鐘
夜空広がる一面の星
いつもの場所でギターを弾き
遠く想い綴る恋の歌

[譜割り(ひらがな歌詞)]

【A1】
ふうりん なる えんがわに
さざめく きぎとひのにおい
とびかう ちょう みあげれば
なつをい ろどるたいよお

【S1】
とおく はし り だす きしゃのかね
みみ もとかけぬける なつのかぜ
きもち すき と おるそらのした
ぼくは このばしょで ぎたあをひく

【A2】
かわのそ ば たたずんで
はしゃぐこ どもとせみしぐれ
とおいや ま みわたせば
あのなつ のひのかげろお

【S2】
みなも にそ お とす あしさらし
みず しぶきあげれば しんきろお
なみの おと に みみをすまして
ささや かにあのうた くちずさむ

【S3】
ゆうひ さす ちい さな えきのまえ
ひに かげるきみの かおとなみだ
ながく なら ん だふたつのかげ
このば しょにいるよと つぶやいた

【S4】
とおく はし り だす きしゃのかね
よぞ らひろがる いちめんのほし
いつも のば しょでぎたあをひき
とおく おもいつづる こいのうた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

遠想恋歌

日車さんの歌詞募集曲への応募作品です。
http://piapro.jp/t/1H-4

恋をした君は汽車に乗って遠くへ行ってしまうけど
この場所から離れられない僕は
君との思い出を今も夢見ながら
大好きなこの場所でギターを弾き、歌うたう

遠想恋歌-えんそうれんか-


修正、推敲の他、仮歌の録音等にも対応可能です。
よろしくお願い致します。

閲覧数:227

投稿日:2014/08/20 01:49:32

文字数:732文字

カテゴリ:歌詞

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