『Moglichkeit』(メークリッヒカイト)
誰も居ない庭の中に咲く香水(perfum)が
心惑わすようよ 貴方の手 惹(ひ)いて
『ばらさないで?』
音のしない庭の中で弾く吹奏(flute)は
心掻き乱すよう 貴方の瞳(め) 魅(み)せて
『内緒にして?』
隠す光度 秘めた蕾の中の恋(ソラ)
枯らすことは 二人だけの運命(リスト)にはない
逢わす軌道 冷めるこの胸の鼓動から
拓くものは 逃げた太陽だけが知っている
早くー
手を繋ぎどちらまで
執着するものなど皆無なら
この靴すら履き捨て行けるところまで
二度と芽吹かぬのなら
期待さえ夢に抱(だ)かぬように
せめて貴方との未来に陥落させて欲しい
誰も見ない水の中で舞う追想(leger)は
心締め付けるよう 撫でる指 引いて
『おねだりして』
音がしない水の中で散る吹奏(flute)は
心引き裂くようよ 映した瞳(め) 見せて
『言わさないで』
潜む感度 閉じた果実の中の恋(ソラ)
蜜(あじ)の行方 二人だけの運命(リスト)にもない
交わす軌道 冷めたこの胸の鼓動から
開くものは 溺れ滴る月が知っている
早くー
手を繋ぎどこまでも
執着するものなど皆無なら
その傷すら厭わず行けるところまで
二度と息吹(いぶ)かぬのなら
希望さえ夢に抱かぬように
せめて貴方との未来に絶望させて欲しい
隠す感度 秘めて閉じた 蕾の中
枯れた蜜(あじ)は 二人だけの運命(リスト)にしかない
交わす軌道 逢わすこの胸の鼓動から
逃げた月が ひらきそびれた太陽(はな)を知っている
早くー
手を繋ぎどこまでも
執着するものなど皆無なら
この愛さえ厭わず行けるところまで
二度と実らぬのなら
夢にさえ裏切られぬように
どうか貴方との未来に陥落させて欲しい
『Moglichkeit』
ちきしょーーーっ!
狙ってたのにっっっ(己の未熟さを呪えよ。。。
さておき
サビがかなり気に入っていたので駆け引きみたいな感じでノリノリでやったのを覚えてる
楽を嗜む若い貴族の青年と、その屋敷のメイドのお話めいた感じ
メイドは屋敷の庭のよく息抜きに来ていたのを、日々に疲れてそこで独り物思いに耽っていた青年と鉢合わせしちまったのがきっかけ
みたいな?
サビ最後のメロに乗せた『陥落させて欲しい』・・・
気に入っていたのに・・・(泣
タイトルはドイツ語で『可能性』(機会・チャンス・見込み・無限の可能性、など)
元々『Die Blume der Mogkichkeit』(可能性の花)でやろうとして長いから止めた
・perfum(パルファン)
・flute(フルート)
・leger(レジェール)
香水用語と楽器から雰囲気に合う様に拾ってきた
出来れば双子がいい、かなり
(過去記録)
http://piapro.jp/t/wguB
鏡音レン・リン
投稿終了(選考落ち)
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