もっと近くで
誰より君の笑顔を見ていたい
そんな願いを
持っていていいですか？

繋ぎ合わせた二人の
手のひらから一粒
転がり落ちた想いの欠片が
道の上跳ねる
太陽を反射して
眩しすぎるくらいに輝いた

少しずつ加速する
君への想いが
少しだけ強くした
君の手握る力を

もっと近くで
誰より君の笑顔を見ていたい
そんな願いを持つのは我が儘かな？
こんな近くにいるのに
まだ足りないの！
繋いだ手離さないでね
側に居たいから

私の心の全て
言葉にしなくたって
君の心に届けばいいのに
右側を歩く
君の横顔みつめ
そんなこと思った帰り道

少しずつ沈んでく
陽が照らす道を
少しだけ足早に
君の隣を歩いた

他の誰より
「君のこと分かっている君以外」
でいたいなんて
思うのはダメかなあ？
こんな近くにいるのに
まだ足りないの！
握った手離したくない
時を止めてしまいたい

君が好きなの
誰より君の笑顔を見ていたい
だからお願い
側に居させてね