連れる街は レトロ
まるでゆくりない 景色
止まる指は どこに
いまだ終わらない 迷子

いつかを通る
明日はそっと
まどろむ路地の 端にいる

いつまで縁を
あなたは切って
ひとりで歩くの

名前を覚えていて
一緒なら強く在れる
敵わないと思わせ振る
言葉にも負けないから





暮れる街は フォルテ
まだら 雨が降る 矢先
刺さる杭(くい)は なぜか
あまた捨てられる 懐古

いつかは帰る
明日を持って
たゆたう日々の 橋を行く

いつもを通る
わたしはきっと
ひとりで歩ける

名前を思い出して
ふたりなら共に居れる
構わないと向き合えたら
言葉はもうたち消えてた


いつかは会える
明日を結って
たたずむ時の 針を持つ

いつもへ戻る
わたしはきっと
返らず歩ける

名前を覚えていて
一緒なら強く在れる
敵わないと思わせ振る
言葉にも負けないから

その誰かを思い出して
きっかけは胸のしこり
叶うように結ばせたら
想いはもう心になる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

追憶レトロ

http://piapro.jp/t/qPWS への応募用となります。

ちょっと切ないレトロな感じをイメージしました。
一応とあるアニメーション映画がモチーフになっていますが、その雰囲気は微々たるものです。

ゆくりない:もとは「ゆくりなし」。思いもしない、予想もしないの意味。

閲覧数:264

投稿日:2014/12/20 16:08:34

文字数:426文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました