A
川沿いの坂でひとり 白い下駄を鳴らしてる
花歌と 小さな歩幅で 風を切る
鳥居をくぐれば 夜店の灯り
皆々と 姫蛍のように 身を焦がす

S
唄い 踊れ わたしは宵の華
人成す 輪に紛れるは 一輪花
祭り囃子 音色に合わせたら
わたし 永遠(とわ)に町娘

A
浅縹(あさはなだ)色の浴衣 乱し 揺らし 微笑(わら)います
水溜まり 飛沫が跳ねても 構いなし
遊と泳いでる 金魚乙女よ
艶(あで)やかな水面に映るは 夜の影

S
咲けよ 花火 移ろう恋の華
何時かはわたしも咲かせられるはず
浮かび 消える 光は 蛍のよう
永遠に続けよと願う

C
ひとつ ふたつと 散らす華よ
明日も変わらず 咲き誇れ

S
唄い 踊れ わたしは宵の華
花火に負けぬようにと 跳ね回る
空を 飾る 最後の大輪よ
どうか 心に焼き付け

S
咲けよ わたし 祭りが終わるまで
灯りの織り成す 今日を愛しつつ
明日の夜明け 待ち焦がれられたら
わたし 永遠に町娘

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

華咲き町娘

夏の思い出よ、永遠に。

keifinoさんの歌詞募集(http://piapro.jp/t/GA3V)に応募させていただいている歌詞です。
前バージョンにひらがなを置いています。

■他タイトル候補
宵華町娘
宵咲き町娘
宵に咲くなり町娘

(夏の季語を入れる案も考えています)

閲覧数:226

投稿日:2014/05/18 23:29:20

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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