A
晴れ亘る空 暮れ染まる憂に
制裁な土砂降り 息を吸い込んだら
涙が出そうで 息を辞めたんだ
B
当たり前のことが 苦しくなって
投げ出したくて 簡単な結果の
被害に申し訳なくて
今も生きている
S
狂うには足りない ちょっとが
冷徹に蝕んでいく
褪めた体温が忌み嫌われる
愚かしい躰を生き殺して
A
濡れ歪む相 覇気亡くす人に
迷彩なガラクタ 灰で曇らせたら
悪意が出そうで 灰を病めたんだ
B
当たり前のことが 出来なくなって
失せ去りたくて 零点な理解の
市街に申し訳なくて
今も在る居てる
S
奮うには足りない 平凡が
劣悪に散らかしていく
明けた後悔が轢き契られる
愚かしい脳(りせい)を焼き殺して
C
堕ちきるまでの境に
何度経っても叶わず
正しいことなんて
価値は後付けだろう
冒しても醒めない
明日が終わらない
LS
狂うには足りない 裁定が
絶望に荷担していく
更けた正解に裂きなぶられる
愚かしい死(せいぎ)を厭き殺して
夕暮れに居場所を亡くす
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