音のない光が満ちる窓
銀色の足跡を残して

おはよう のキスはきみとの約束でした

新しい朝 真白い呼吸を
指の先までも満たして
さめるほど 淡い夢が 雪の雫にこぼれる

どうして、なんてね 胸の奥にしまって
溶けて消えるのならば はじめから眠っていたのに

いつかの声 きみの微笑みに
他愛無い日々をうたって
甘やかにかおる花は 雪に抱かれ ゆれる

カーテン越し 透明な朝に
翳した手 そっとにぎった
春を待つ想い出へと 雪の雫を手向けましょう


おとのないひかりがみちるまど
ぎんいろのあしあとをのこして

おはようのきすはきみとのやくそくでした

あたらしあさましろいこきゅうを
ゆびのさきまでもみたして
さめるほどあわいゆめがゆきのしずくにこぼれる


どうしてなんてねむねのおくにしまって
とけてきえるのならばはじめからねむっていたのに

いつかのこえきみのほほえみに
たわいないひびをうたって
あまやかにかおるはなはゆきにいだかれゆれる

かーてんごしとうめいなあさに
かざしたてそっとにぎった
はるをまつおもいでへとゆきのしずくをたむけましょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

待雪草の朝

【埋没作】
MEGKEN 様 http://piapro.jp/t/5BBE へ応募。

待雪草=スノードロップ
花言葉:希望、慰め
死を連想させる花としても知られる


雪の積もった朝は好きだけど、通勤がめんどくさい(笑)

閲覧数:295

投稿日:2017/12/24 16:52:20

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

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