A1
頭のどこかの声 右手を伸ばしてみる
それでも足りない「何か」
硝子の花は枯れぬ キラキラ光の粒を
散らしても摂理(ことわり)に適わない


B1
片隅に置いてる 灰に覆われた草の色の如雨露
またいつの日か 手にとって 水をかける


S1
咲き乱れよ 時が止まる
標本(とわ)にされた 美しさで
そしたら僕も 今のままで佇むことを許せるのだから
「芽吹き始めた緑は 見なかったふりしてよ」
透明な殻に籠もる


A2
体の奥底から 湧いてく忘れかけの
耀く在りしの想い
氷の心は知る ドキドキ弾む音色を
ただ今までずっと忘れてただけ


B2
片隅に置いてた 日差しでピカピカ草の色の如雨露
今僕の手に 傾いて 虹が架かる


S2
咲き誇れよ 時が進む
一瞬だけの 美しさで
そしたら僕も 前に一歩を踏み出すことが出来るはずなんだ
化石のような心は 再び脈を打つ
温度(リズム)を取り戻すよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

解凍決行

閲覧数:188

投稿日:2016/05/18 02:40:24

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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