枯れた花の香りを
空虚な風が攫っていった

惹かれ合う闇は
奇妙な日々に涙を零す

終末明けて見えた期待は
儚く散ってしまうから

渋滞してる回路の中で
僕は雨を待つ

幻聴は乱れた息に
色を付け足し嘲笑う

廃墟に舞う無惨な夢を
喰らい尽くして眼を閉じる

最後に描く無償の愛を
暗い底まで落として

蔑んだ真夜中に
淡い月を見る

腫れた瞼は震え
リアルな傷が廻って逝った

終末避けて知った答えは
呼吸を絶ってしまうから

巡回してる回路の奥で
僕は朝を吐く

幻想を蝕む意思に
黒を塗りつけ嘲笑う

廃棄された無残な夢を
奪い尽くして眼を綴じる

再起に描く無謀な愛を
深い場所へと落として

哀れんだ迷い道
甘い月を見る

街は遊ぶ
真っ白な世界の先

逃げていくの
孤独な月

現実を苛む意識
嘘を固めて嘲笑う

廃都に降る無限の雨を
燃やし尽くして芽を殺す

大樹に打つ夢想と愛を
広いこの地に託して

終わりへと進んでく
赤い月を見る

夢にまで見た、愛してた
孤独な月へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

孤独な月

ぴおーね様の楽曲(http://piapro.jp/t/BLmE)に詞をつけ、応募させて頂きました。

採用して頂きました、有難う御座います。
それと共に、数か所改訂致しました。

閲覧数:349

投稿日:2013/04/19 00:35:33

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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