緑の香の風が 町中の皆に
春の訪れ 知らせて回るよ

跳ねて踊る小鳥
新しい季節を待ち侘びていたように
嬉しそうにさえずる

白い部屋の中
ベッドのシーツに広がる
春の匂い 暖かくて

晴れ渡る空に手を広げてみて
ぎゅっと抱きしめたのなら
あたしの気持ちも自由になれるかな

メルティヘブン ひとりきり
カーテンの向こうに広がる景色
歩いてみたいの 少しだけでいいの
お日様の下で眠りたい
叶わぬ夢とわかっているけど

空が泣いた日には
涙のはじける音に合わせて紡ぐ
見果てぬ夢

希望の灯りに手を伸ばしてみて
ぎゅっと抱きとめたのなら
あたしの心も自由になれるかな

メルティヘブン いつまでも
電気仕掛けのお日様
黄色い仄かな光が白い壁を照らしてるけど
壁に映る影 おぼろで
息を止めたら お天気雨が
ぽつぽつと流れてく

窓枠に手を掛けて
高鳴る胸の音 鎮めながら
鍵を開け窓を開いて
身を乗り出して飛び出した

夢見た景色は嘘のように
ぜんぶ空っぽ はりぼての庭
全てはまやかし
ねえ誰か嘘と言って

メルティヘブン いつからか
あたしは生まれた意味を忘れて
叶うことのない 淡い夢をみてたんだね
あの部屋だけが きっとあたしの
小さな世界 唯一の世界なんでしょう

天国がとけていく
春風が髪を揺らす
みんな忘れて眠りたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

メルティヘブン 歌詞

閲覧数:258

投稿日:2009/12/04 21:18:06

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました