私は鎖に繋がれた犬
厳しい飼い主にしつけられます
お腹が空いたと泣いては殴られ
眠れないと泣いてはただ蹴られ
私は尻尾をふり続ける犬
二人の飼い主に生かされてます
光も空気も淀んだ場所にて
今日も嵐が過ぎるのを待ちます
息を殺して存在を消して
二人の飼い主が出かけるのを待ち
そっと這い出て生ゴミを食べて
何日ぶりかの太陽に目を細める
名前を呼ばれることもなく
消えずに光り続ける命
その目と同じくらい細い腕で
彼は世界(じぶん)を守り続けてる
私は鎖に繋がれた犬
喧嘩の増えた二人の飼い主は
視界に入れば私を殴って
目が合えばすぐに私を蹴ります
背を丸めて物置に閉じこもり
舞うホコリの中目を閉じて
突然の光に目をこじ開ければ
赤い火の点いたタバコを押しつけられる
存在を認められることもなく
静かに光り続ける命
その斑色の皮膚をまとって
彼は心(じぶん)を守り続けてる
彼の朝が来て彼の夜が来て
物置も窮屈になりだし
「孤独」も知らない「普通」も知らない
世間も知らない彼のことを
枷の朝がきて果ての夜がきて
彼は「自由」という言葉を知る
それは輝いて、光輝いて
だけど少し汚れていました
名前を呼ばれることもなく
消えずに光り続ける命
その目と同じくらい細い腕で
彼はいつか自由(じぶん)を手に入れる
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