遥か遠く広がる夜空に
数多の数式を当てはめて
星空を司る定理を
六分儀片手に導き出そう


時を飛び越えるパルサー
脈動と放出のタペストリー
その赤方への偏りを
ヒントに残すクエーサー

とりとめのない星図に
無縫の螺旋を描く連星
その懐に抱くトーラスから
輝線を放つブレーザー

羊皮紙に書き綴った
証明と反証を積み重ね
この理を解き明かそう

賽を振ったようなパルスも
風の動きのような軌道も
公式と仮説と論証を
重ねればいつの日にかたどり着ける

宇宙を翔ける翼や
星を掴める腕が無くとも
数と記号のハーモニーで
あまねく現象を紐解いてゆこう


幾多の閃きと
観測データが生む乖離の
その隙間で嘲笑うように
静かに光るクエーサー 

先人の書き綴った
最終定理を味方につけ
この我が身を賭して全てを
いつしか解き明かそう


広い宇宙を翔ける翼や
星を掴める腕が無くとも
数と記号のハーモニーで
あまねく現象を紐解いてゆける

この偉大な夜空に
数多の数式を当てはめて
星空を司る定理を
六分儀片手に導き出そう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

天空の六分儀 歌詞

閲覧数:233

投稿日:2013/04/02 21:09:11

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました