title : 不完全な情

断栽する自覚衝動　いつかの生に
すがる最短の共鳴
見たくもない正覚（しょうかく）を求め噤（つぐ）んだ
答えは誰かの証明に
待つ美学　井然（せいぜん）と来立つ御影に
かけた念は語意を絶やす
弦に漬かる轟音　孕むアイロニー
歪む倍音は上限に

隠然と沸き立つ?疫　泥（でい）を出す
幻影は確か向こうへ　遷としたり
吐き出す情念は穿つ　怒気を孕む
声帯は追憶に消える　意味を成す

声明は様式観に消える

形状は流線型　衝動が中和する

証明が暴虐性を浮かぶ

埋玉を嘲笑す　陰惨な協力性
災厄を踏襲す　証言は罪人へ

理想は現実さえを裁く　思想の果てに
理想は現実さえを穿つ　笑みを浮かべ
偽装は真実だけを騙す　痛みを覚う
真相は真相に対し深く　真実を問う

断栽する自覚衝動　いつかの生に
すがる最短の共鳴
見たくもない正覚（しょうかく）を求め噤（つぐ）んだ
答えは誰かの証明に
待つ美学　井然（せいぜん）と来立つ御影に
かけた念は語意を絶やす
弦に漬かる轟音　孕むアイロニー
歪む倍音は上限にダイブ

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感情が消える感覚に漬かる
愛情が潰える存在と成す承諾もなく
憎悪は消えず繰り返す様に
手の上にそう不完全な情

感情が消える感覚に漬かる
愛情が潰える存在と成す承諾もなく
憎悪は消えず繰り返す様に
手の上にそう不完全な情を