梅雨前は 言伝に 太陽を 追い駆けて
項垂れた 篝火が 細波 消えてった

常夏は 角隠し 傷跡を 隠していて
描かれた 自画像だって 行き先 無くなって

信じてた 空音だって 汽笛の余韻に
振り向いて 初めて 知った


囁いた 願い事 曇り空 夏の雨
残された 君ももう 不知火 大人で

篝火は 足元に 踏切の 遠鳴り
輝いて 箒星 堕ちる叢雲に

嘶いた 「―ここにいる―」って 嘘吐いた夏は
目の前に 噤んだ バイバイ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

空音篝火、雨ノ予報

雨に打たれた。こんなに夏は雨が多いのか。
晴れるなんて嘘だ。小さな太陽もない。
今向かっている雲はまた雨を降らすんだ。
常夏は角隠し。君は元気だろうか。
夏が明ければ会いに行くこう。


ふろおけさんの歌詞募集のために書かせていただきました。

難しい漢字の読みを書いておきます。

言伝 ことづて
駆けて かけて
項垂れた うなだれた
篝火 かがりび
細波 さざなみ
角隠し つのかくし
空音 そらね
囁いた ささやいた
不知火 しらぬい
箒星 ほうきぼし
堕ちる おちる
叢雲 むらくも
嘶いた いなないた
嘘吐いた うそついた
噤んだ つぐんだ

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投稿日:2016/02/15 16:51:18

文字数:215文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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