遥か見上げた霞む雲
ただ切なる願いを噛み締めた傍観者
其処に留(とど)まる理由(わけ)は
立ち止まった理性を支配する

灯す想いは空高く
ただひたすら世界を踏み締めた冒険者
此処に留まる無かれ
泣き叫んだ咆哮響かせる

過去に描いた地図をなぞるより
今すぐ歩み始めよう

何処までも強く強く
固めた意思溶かしはしないから
何処までも強く強く
責める悲哀(ひあい)凪(な)ぎ払うまでは


沁(し)みる嘆きが胸を抉(えぐ)る
ただひたすら背中を見せてきた逃亡者
此処に留まる涙
置き忘れた記憶を苛(さいな)ます

未来(あす)を求める意味に悩むより
今すぐ歩み始めよう

いつまでもずっとずっと
溢(あふ)れた音掬(すく)いはしないから
いつまでもそっとそっと
拭(ぬぐ)った指優しく見つめる

間奏

未来(さき)を照らした光なぞるより
今すぐ一人旅立とう

何処までも深く深く
突き刺す棘(とげ)怖れはしないから
何処までも深く深く
重ねた傷握り締めたまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

深く深く

応募用です。

閲覧数:303

投稿日:2016/07/17 20:48:45

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

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