夜の帳かかる都
人の波に飲まれ 夢
影の映る川に投げた
石を君に喩え 揺れ

空に浮かぶ三日月の下
見える未来に何を願うの?
笑う 笑う その瞳には
暗く光る悲しみの音色

行く当てないまま
望んだ景色
見慣れた笑顔を
ただ見つめたいだけ

最後に放つ
別れの花火
季節外れでも
響いた音

迷わずに


騒ぐ虫の声(おと)を聴いて
いつか君に捧げた身
風が止んだ時に咲いた
花を愛でることもせず

刻を告げる星々の下
涙流す君を抱きしめた
「せめて君を守りたかった」
嘆く君の体が消えてく

錆びつく心を
胸に抱いて
何度も何度も
呼び続けた名前

それでも私は
諦めないよ
闇夜も消し去る
月姫夜行


囁き返した
星々の中
君は変わらずに
私を見守っていた

いつもいつまでも
忘れはしない
君との日々を
心に閉まい

夜空の花火は
憂いを放ち
何度も何度も
呼び続けた名前

君は語らない
でも温かい
もう終わりにしよう
月姫夜行

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【IA】月姫夜行

閲覧数:146

投稿日:2014/11/23 00:41:22

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました