初めて会った日のこと
ゴメンね 覚えてない
ゴシック体みたい どこにでもいる人
きっとそんな第一印象
言葉交わし時を重ねる 気持ちが近づいてく
sans serifな飾らないあなたが
私のなかでboldになってた
いつだってあなたはあなたのペースで
そっけない態度してみせてるけど
だけどどうしてかな
目が離せないよ あなたの姿
ちょっとだけカーニングしてみて
見上げるあなたの顔
続いてく予感感じる
私の気持ちはあなたにitalic
二人が過ごした日々はPOP体ばかりじゃない
Wingdingsな口げんかもしたし
篆書体で恨んだことも
だけどもう隠せない
取消線なんてつけられない
ふたりの名前で行書体の手紙 送る日をふと思った
楷書体だと思っていた私が
あなたの前なら丸ゴシックになれるの
見慣れていたセカイ 姿を変えていくよ
あなたといれば
一緒に生きる姿が当たり前に見えるように
あなたと私でつくっていこうね
ふたりでひとつの合字（あわせもじ）
これからもよろしくね
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【初音ミク】あわせもじ【オリジナル】
DTP、ロゴデザイン等を制作しているフロップデザインさん主催の、フォントの歌コンテスト（http://www.flopdesign.com/fontsong.html）のために制作したものです。
運良く気に入っていただいたようで、特別賞（カーニング賞）を頂くことができました。
フォントといえば結婚式のペーパーアイテム、という（安直な）発想で、披露宴で新婦がギター弾き語りする設定の曲にしています。
ボカロの調整もギターの打ち込みも初めてなので、いろいろ恥ずかしい＆聞き苦しいところはあるのですが、とりあえずの名刺代わりということで。
（2016/7/18：ピアプロ初投稿１周年ということで、ほんの少し聞きやすくなった音源を投稿しました。）
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