あの日僕の願い事を攫って
夜空をかけて行った星は
何も叶えてくれやしなかった
どこに向かったんだろうか

変わり映えのない 部屋の明かりを
消して飛び出しそうなんだ
湿った空が やんわりと僕を受け入れる
そんな夜

いつだってそうだ
僕は今日の自分に期待なんてしていなかったんだ
「いつか」言い訳にされた
未来の僕は呆れてるさ

消えかけていた
あの光はまた何度も僕に伝えてくるだろう
気付かないフリも疲れた頃だ
そろそろ迎えにいこうか

いつからだろう 期待を胸に
駆けまわったこの街も 
見慣れた景色に変わってしまったんだ
置いてけぼりなのは 僕だった

溢れそうになる 街の明かりに
一人飛び込んだ僕は
恥ずかしそうに 照らされた雲と目が合って
立ち尽くす

消せはしないよ
一度だってあのステージに上がれなかった自分を
結局後悔してるのなら
覚悟決めなよ ねえ

何度繰り返しただろう それでもまた夢見た僕は
この世界の80億の中で
光るかな

過去の僕の期待を背負うのが怖かったんだ
「いつか」未来の誰かなんて奴はさ
居やしないよ

あの日願った星は僕を
こんな場所まで引っ張り出してしまった
もう言い訳も出尽くした頃だ
空を見上げていこうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

メテオトレイル 歌詞 / 健屋花那 (にじさんじ)

にじさんじ所属「健屋花那」による、オリジナル楽曲『メテオトレイル』の歌詞データになります。

『メテオトレイル』
作詞:*Luna
作曲:*Luna


<健屋花那>
病院で働く女の子。彼女の笑顔で健康になった人は多い。
世界中の人々を元気付けようと、ライバー活動を始めた。
不器用で、採血は苦手。

閲覧数:741

投稿日:2023/09/26 16:57:33

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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