あの朝
朝日とともに 飛び込んできた
インスタントな コーヒーと
ホットケーキの 甘い香りと

幸せを匂いにすれば
そういう風になるのだろうと
当たり前 理由もなしに
思い込んでた


苦くないチョコレート
どこか味気ない舌触り
溶け落ちた跡だけ無様


あなたのタバコの香りは
あんなにも甘かったのに
含んだそれは苦くて
胸の底へと重く沈んだ



今夜
月光とともに 忍び込んできた
ナンセンスな 日常と
センセーショナルな 青臭さと

紫に変色しても 
それは印になるわけもなく
ネバついて 乾いた叫び
消えていった


部屋の中 一人きり
黄色く濁ったキャンバス
焦げ付いた跡だけ無様


私のタバコの煙は
目に染みて涙を誘う
吐き出すそれは甘くて
風の中へと遠く霞んだ



屈折を繰り返す
恋愛感情 チョコレート
型に戻してみてもどこか違う

苦いだけのチョコレートならもういらない

あなたのタバコの香りは
チョコレート 甘く甘くて
含んだそれも甘くて
胸の底へと重く沈んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

シガーチョコレート

実質上の十九作目?

喫煙に関する描写はそれを推奨する意図はありません。

未成年者の喫煙は法律により禁止されています。
健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。
周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
学校による謹慎処分などによって、好きなアーティストのライブにいけなくなる可能性もあります。
喫煙は健康を害します。(詳細は厚労省のホームページ http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html
改変等は自由です。拙作でよければ、ご自由にお使いください。

ひらがなヴァージョンhttp://piapro.jp/t/rXKe

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投稿日:2012/01/21 00:15:09

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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