いずれ朽ちてゆく愛なんて
本当は誰でもよかったの
才能さえあれば手に入る
これはきみだけに贈る歌
命の証を綴るエゴ
愛されたがりの私のすべて

すこし華やいだ人生
言葉も音も意のまま廻る
きみは1番後ろの席
なぜかこの孤独を見抜いてる

有象無象同じ顔たちに
甘言を囁いて回った
差し出すものはなにもないのに
愛を求めて 渇きを嘆く亡霊だ

いずれ朽ちてゆく愛なんて
本当は誰でもよかったの
才能を翳せば手に入る
だからどんな手も使ったの
救いに解などないんだよ
きみはちゃんと私を殺してね

花が狂おしく咲いていた
見なれた1番後ろの席
きみは季節に溶けだして
二度と私では届かない

嘘の愛を掻き集めずとも
生きていいんだときみは言った
誰も彼も見目好く笑う世界で
その鼓動に触れていたかった

いずれ終わりゆく命など
信じる理由がどこにある?
心差し出せばこの様だ
再演コールが鳴り響く
あの日の私が躍り出る
今度こそ上手く息をして、

ねえ、どうして消えないの
言葉も声もきみの歌も
永遠などないと知りながら
それでもきみを描いてくよ
命に理由が欲しいんだ
だから

いずれ朽ちてゆく愛だって
本当は抱きしめたかったの
どうかまた会えるまで幸せで

きみを象った旋律だけが世界だ
いつかちゃんと私を愛してね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

再演コール 歌詞

「なにが愛だ、」

半実話。愛の亡霊。
いずれ朽ちてゆく不器用な感情の話。

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投稿日:2021/03/13 03:22:10

文字数:557文字

カテゴリ:歌詞

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