コウサテン Off Vocal
都合の良い時にだけ 会いたいとか触れたいとか
緑の言葉を返して
少女だった 少年だった
抱き合うだけで満たされた気になっていた
夢の中の世界 花火を買って近くの公園で
ああ 暗闇が戻ってきたよ
繰り返してきた過ちは消せないから
旅立った君の健闘を祈るよ
センチメンタルな気持ちにもなるさ
まだ そっと君の声が聴こえる気がしてさ
前向きな選択だった 踏み出すことが怖くて
あなたを拒み続けた
幼かった 遅すぎた決断 でも
私は私を許して どうなっただろう
短く揺れる 髪の毛 あなたの好きだったヘアースタイル
ああ これからは伸ばしてみよう
振り返ることが辛いのはしょうがないよ
いつか真っ直ぐ受け止めるその日まで
センチメンタルな気持ちにはならない
もう 歩き出さなくちゃいけない 止めないで
揃いのスニーカー 脱ぎかけのまんま
たんすにしまった。 しばらくの間
スカートをはいて 重荷を背負って
歯車に溶け込んで
淡々と流れる日々のなか
寂しさを感じ ふと
思い出した そのすべては
愛しすぎるものだった
午前10時の駅前の交差点
あふれかえる瞳の中
見つけてしまう
目を見て深呼吸した
あなたの笑顔
信号機が青く光る
動き出す横断歩道
優しくもゆれるロングヘアーとけむりの温度
ドラマのように出会ってしまった ああ
そしてすれ違ってく 二人は 笑いあった
笑いあっていた
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