A
触れるものすべて傷つけ
ゼンマイ仕掛けの蝶々
錆びることを知らずに

自分を傷つけて吸った蜜
機械仕掛けの薊の華
棘が刺さる

B
こんな思いをさせていたのかと
流した油に群がる蟻
錆びていくことを初めて恐れた
瞬間に翅が錆びついていった

S
鋼は地に落ちる
毟られていく鱗片
はばたくことは許されない
ゼンマイ仕掛けの蝶々

C
セピア色 視えるだけの世界
傷つけなければ吸えない蜜の毒に冒される

S
孤高は叶わない
我が身は蝕まれる
なににも届くことない
月明かりに朽ちていく

鋼は地に落ちる
毟られてく鱗片
はばたくことは許されない
ゼンマイ仕掛けの蝶々

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

鱗片

応募用

テーマは、触れないで。
以前より、蝶々を使った歌詞を書きたかったのですが、
(少なくとも私の中では)イメージに合ったかなと思っています。

もし、よければアドバイスやコメントをいただけると今後の糧となりますので、よろしくお願いいします。

http://piapro.jp/t/c86A

への投稿です。

閲覧数:170

投稿日:2015/09/23 16:46:09

文字数:285文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • tazma

    tazma

    その他

    追記

    自分の中では珍しくスチームパンクをイメージした世界観の一部といった詩です。
    全体的にセピアか灰色で、穏やかだけど残酷な世界を少しでも表現できていれば。

    2015/09/24 09:46:55

クリップボードにコピーしました