星を並べて
繋ぎ止めたら三角形
星を崩して
ちりばめる冬の夜空に
流れるの

白い吐息と冷えた肌の温もり
重ね合わせた手のひらにこぼれる

真っ白な嘘とそれさえ染めてしまう
真っ黒な本音が交互に光る
出会う二人の奇跡引き離される運命は
いつだって星のもとに

星を隠して
月と太陽が踊り出す
星を探して
抱きしめ合う夜の世界に
落ちてくの

滴る雫と汗ばんだ肌の質感
控えめに口付けてそっと遠退く

真っ青な空が隠してしまう明日
真っ赤な過去に引き戻さないで
叶う願いと祈り三秒間は止まらない
いつだって星のままに

刻一刻とトントントン
刻一刻とトントントン
刻一刻とトントントン
なんにもみえない宇宙の下で
生きる僕ら人間は星よりも遥かに
透けてみえるね

星を並べて
繋ぎ止めたら三角形
星を崩して
ちりばめる地球は廻る

星に眠って