開く窓からは 洪水のアクアリウム
揺れる水面に なみだは溶けてゆく
ぽたりぽたり

黄金色は輝く お月さま
ゆらゆらとたゆたう

冷えきってた ボクのつまさき
持て余しているうちに そっと
眠れぬ夜は来て 足元をすくう

昔々のあのおはなし
最後が思い出せないなぁ
息止めて耳澄ましても 何も聞こえない
ミッドナイト

ふいに振り向けば 陶酔のころは遠く
スカートのすそ躍らせた 影はだあれ?
ふわりふわり

黄金色はシャルベーシャ 空を往く
悠々と羽ばたく

空を切ってた ボクのゆびさき
星さえ降る今ならば きっと
届きそうな気がした 空想の底で

やわく豊かなそのたてがみ
頬を寄せて眠れたならなぁ
暖かくやさしく 何もかもが夢みたい
ミッドナイト

冷えきってた ボクのつまさき
深夜2時-3時 隙間にて
ここじゃない何処かへ
羽根みたくかるく

昔々のこのおはなし
どんな結末にしようかなぁ
目を閉じて寄りそったなら 朝はまだ来ない
くらり

やわく豊かなそのほほ笑み
お月さまが暖かいなぁ
からだごと預けて こんな夢を見ていたい
ミッドナイト

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

● 真夜中と空想 -Midnight tales-

閲覧数:189

投稿日:2012/11/01 22:49:31

文字数:479文字

カテゴリ:歌詞

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