名もなき命が実り祝福されている
いずれは尽きる定めを忘れたように
子供のままじゃいられずだけどあの日のように
産声を上げてゆらり流されている
そうして今日も僕達は居場所を探している
誰もが今一つきりの魂を歌にして
奏でている泣き叫ぶように声を枯らし
それでもまだこの星には悲しみが満ち溢れ
行き場もなく孤独を抱えて震えている
どれだけ仮面を重ねても泣き顔隠せずに
こぼれ落ちる涙汚れた頬濡らしている
愛だとか希望だとか夢も人も金で買えるとか
どんなに上手に笑ってもあぁただ下らない
手に入れるべきものがなんなのか全く分からない
ただ僕は呼吸を繰り返してるだけ
誰もが今一握りのぬくもりを求めてる?
迷いの中生き急ぐように歩を進めて
この手にまだ足りないのは優しさか執着か
終わりのない旅の結末に怯えている
誰もが今一つきりの魂を歌にして
奏でている泣き叫ぶように声を枯らし
叶うならば戻りたいよ生まれゆくその前に
願うたびに虚しさが僕を締め付けている
この世界に堕とされて今日もまたもがいている
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