A
闇の中で
歪んだひかり　風穴みたい
虹色は溶け　くすむばかりの雲
翳るほどに白く

B
遠くで笑うきみの姿も
裏返しの色でにじみ
瞳を奪う　その目で見るぼくは何色？

S
まばたくたびに
慰みの水すら　ぼくを拒んでるようで
触れるのも怖くて

ぼくのレンズで　空なんか見れない
この世界が歪んでく
陽だまり蝕む　黒

B
遠くで笑うきみの姿が
ひかりを含み影を増し
言葉を選ぶ　傷ついたきみはどんな色？

S
口を閉ざせば
頬　撫ぜる風さえ　ぼくを責め立てるようで
守る壁を探し

きみのレンズは　歪んでないのでしょう
そんなふうに笑いたい
いまから　間に合うかな

O
壊して　ネガティブレンズ

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A
やみのなかで
ゆがんだひかり　かざあなみたい
にじいろはとけ
くすむばかりのくも
かげるほどにしろく

B
とおくでわらう　きみのすがたも
うらがえしのいろでにじみ★
ひとみを　うばう★
そのめでみるぼくはなにいろ★

S
まばたくたびに
なぐさみのみずすら
ぼくをこばんでるようで★
ふれるのもこわくて★

ぼくのれんずで★
そらなんかみれない★
このせかいがゆがんでく
ひだまり　むしばむ　くろ

B
とおくでわらう　きみのすがたが
ひかりをふくみかげをまし★
ことばを　えらぶ★
きずついたきみはどんないろ★

S
くちをとざせば
ほほなぜるかぜさえ★
ぼくをせめたてるようで★
まもるかべをさがし★

きみのれんずは
ゆがんでないのでしょう
そんなふうにわらいたい
いまから　まにあう　かな

O
こわして　ねがてぃぶれんず