"イマ"から逃げだしたくなって終点知らぬバスに飛び乗って
糞田舎の地蔵横の終点PM9:00

見渡す限りに何もなくて 自分の心を見ているようで
帳の降りた荒れ道にぽつぽつ続く涙の足跡

好きな事が嫌いになって
朝よ来るなと眠れぬ夜更け

辛くないのにまだやれるのに
なぜか頬に流れる涙

全部全部吐き出したくて
叫び駆け出し躓き転ぶ
嘆き空を仰いだ

瞬間息が止まるような 星の壮観空に広がって
今にも落ちて来そうな 星をただひたすらに眺めてた

若干残る睦月の空気が 鼻の奥をツンとさせる
存外それも悪くない そんな風に思えた僕がいた


自分で決めた道なのに進んでみると何か違ってて
誰かのせいにして今日も見事に逃げるズルい子供です

悪くなくても謝って その場を丸く収めたくて
周りの顔を気にしては 何でもはいはい言う大人です

幼い頃の理想の僕が
今の自分を憐れみ泣いた

出来る事より出来ない事の
言い訳ばかり上手になった
 
逃げたくても勇気がなくて
夢の中では上手くやるのに
だけど僕は変わりたい


欠陥だらけでも今日の 星は全部許してくれそうな
両目に映りなお余る 光を記憶に閉じ込めた 

淡々と過ぎていく日々 良い事ばかりじゃないけれど
この空に比べれば 全部 ちっぽけだなと思えたな


瞬間息が止まるような 星の壮観空に広がって
今にも落ちて来そうな 星をただひたすらに眺めてた

若干残る睦月の空気が 鼻の奥をツンとさせる
存外それも悪くない そんな風に思えた僕がいた


"イマ"から逃げ出したくなくて 朝靄かかるバスに飛び乗って
糞田舎の地蔵横の晴天AM5:00

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

退廃観測 歌詞

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投稿日:2018/05/18 23:49:43

文字数:697文字

カテゴリ:歌詞

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