真っ暗な世界
それは夜
明かりも一つも無い静寂の中、僕は小さな箱を大事に抱えながら
息を切らして走る。


僕の先には一つの点のような明かりがみえる
「君に星を届ける。」


だけど君は明るい世界にいるから
僕からの星のプレゼントは一生届けられない。




走っても 
走っても
光は未だに点のまま


君にいつ届けられるの?
僕はいつまで真っ暗な世界にいるの?


早く
早く
もっと早く


そうしないと星が消えちゃうよ
そうしたらまたあの夜空にいって星を取りにいかないと


何度も転ぶ、そして血が流れる
いたい、いたいよ。
どうして?どうしてなの?君にいつ会えるの?
会いたいよ!



僕の目から涙がきらきら零れる

どうして、どうして?



僕は君に会えないということは知ってる

だけどほんの少しの奇跡を信じて
僕は走る。

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

星屑箱

少女"太陽"に星を届けようとする少年"月"のお話

閲覧数:179

投稿日:2013/06/15 21:53:55

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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