夏めく君の背中に
鈴風髪を揺らして
憂いのかかる言葉をのせた
ため息は私を街に混ぜるおまじない
遠目に据えた朝陽に
熱い頬手をかざした日
裸足で触れる空の軽さを
忘れゆく私は人に成るのかなぁ
水平線美しい今日は
幼い憧憬のプラネタリウム
渚に飾る青空
「遊歩道の先で待ってる」
ああ少女は空を染める
揺られゆく夏暁
快晴、畦道、君の笑顔
響かせ揺蕩う白昼夢に
「悲しくないさ」呼吸を重ね
紡ぎ出した言葉の熱が
まだ美しく見えた
幼い情景のエピローグ
透凪、溢れる青空
真白い手を引き叫んで
ねぇどうして夏は征くの
廻りついた最期の日
快晴、少女は空を想う
儚く確かな白昼夢に
That's It
Sky Sail少女は空に染まる
掠めゆく夏影
快晴追う道、蒼い日々に
駆け出せ明日の空に笑って
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