A
ここから一歩を歩き始める
僕らはきっと ひとりじゃないよ
そんなの嘘 そう思ってた
あまりにも苦しすぎて
B
眠れない夜に 星を眺めて
忘れ得ぬ日の 記憶浮かべた
S
あの日に途切れた細い糸を
みんなの指で結んで
柔(やわ)く編み上げて
凍える誰かの背に
優しく掛けられますように
かすかな光がまどろみながら
明日を照らし始める
やがて来る朝に怯えてしまわないで
たとえ今は その目にまぶしすぎても
A
ママにはしばらく会えないけれど
額を撫でた あの手のひらは
今もここで 温かいまま
やすらぎをくれるのです
B
もしも笑えない 日々が続いて
上向くことも 辛い時なら
S
恥ずかしがらずに 無理をせずに
たくさん泣いてください
溢れる哀しみ 涙へと溶かし込み
少しは楽になれませんか
すべてがすんなり綺麗事では
終わりはしない現実
だけど夢を見た幼い心すらも
忘れ去って しまわぬように願うよ
S'
あの日に途切れた細い糸を
みんなの指で結んで
柔く編み上げて
凍えるあなたの背に
優しく掛けられますように
僕らは見つける 守りたいもの
守られるだけじゃなく
そっと抱きしめて
ぬくもりを分け合って
同じ場所を目指してゆける誰かを
―いつかは
結-yui-
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