1A
雨気付く空の風が
心の中まで沁みる
窓の鍵を閉めては　独り雨籠る

1B
雨霧の中で君と出会った
あの日はもう　戻らないと分かっているのに
　　
1S
青時雨の雨音に怯えて
私は心の中に雨隠れ
傘を差してくれる君は居ない
雨が止むのを待つだけ

間奏

2A
雨雲が消えた空に
かかる七色の橋は
私たちの心を繋いでくれない

2B
雨霧の中でならもう一度...
そう願い続けている自分が情けない

2S
青時雨の美しさも見えず
私の心の中は雨続き
光を差してくれた君はどこ
雲で隠れて見えない

間奏

C
私の時は
進み続け
君との距離が
遠ざかる

LS
青時雨の雨音に怯えて
私は心の中に雨隠れ
傘を差してくれた君は居ない
雨が止むのを待つだけ

青時雨の美しさも見えず
私の心の中は雨続き
光を差してくれた君はどこ
雲で隠れて見えない


<ひらがな>
1A
あまけづく　そらのかぜが
こころのなか　までしみる
まどのかぎを　しめては　ひとり　あまごもる

1B
あまぎりの　なかで　きみとであった
あのひはもう　もどらないと　わかっているのに
　　
1S
あおしぐれの　あまおとに　おびえて
わたしは　こころのなかに　あまがくれ
かさを　さしてくれる　きみはいない
あめが　やむのを　まつだけ

間奏

2A
あまぐもが　きえたそらに
かかる　なないろの　はしは
わたしたちの　こころを　つないでくれない

2B
あまぎりのなか　でならもういちど...
そう　ねがいつづけている　じぶんがなさけない

2S
あおしぐれの　うつくしさも　みえず
わたしの　こころの　なかは　あまつづき
ひかりを　さしてくれた　きみはどこ
くもで　かくれて　みえない

間奏

C
わたしの　ときは
すすみ　つづけ
きみとの　きょりが
とおざかる

LS
あおしぐれの　あまおとに　おびえて
わたしは　こころのなかに　あまがくれ
かさを　さしてくれる　きみはいない
あめが　やむのを　まつだけ

あおしぐれの　うつくしさも　みえず
わたしの　こころの　なかは　あまつづき
ひかりを　さしてくれた　きみはどこ
くもで　かくれて　みえない