A
未来の君へ
聴こえてる? 現在《いま》の僕からメッセージ送るよ
地を這って底に堕ち 呻《うめ》くとき この歌と僕を 思い出してよ
吐瀉物 浴びて 救い求めて 伸ばす手
蹴飛ばされ 躙《にじ》られ 「汚い」嘲られ
虚ろな目 何を見てるの? 悲しみ? or 憎しみ? それとも
負の感情 さえも 浮かばない 景色 見たの?
S
へたれな僕はきっと 大事な ときに言えないんだ
だからさ この歌に 言葉を ぶち込むんだ
B
「元気出せ」「立ち直れる」「頑張って」
「生きてればきっと良いことがあるよ」――糞な台詞だ!
そうじゃない、そんなんじゃない 言いたいのは
そんな自己満 自慰行為のゴミ 屑じゃないんだ
くだらない ろくでもない 世界の隅
僕を知る君が存在してる それだけでいい
君の都合 惨状なんか どうでもいい
どんな様《ざま》だろうが僕には未来《いま》の君が必 要なんだ
A
快晴の空 にすら嫌われ
仮面の 後ろ指 刺さって 筵《むしろ》の針鼠
暗い部屋 何をしてるの? 怨恨? or 後悔? 絶望?
もう 自分自身 それすらも 信じられず
S
大馬鹿な僕はきっと 大事なときに裏切るんだ
だからさ この歌を未来《いま》の君に残すよ
B
嫌われて 蹴落とされて 独りきり
「そんな人だとは思わなかった」 とか囀《さえず》られ
嘘だとか 誤解だとか 関係なく
砂をかけ 口汚く罵り 去っていく馬鹿
僕はその 一人なんだ 最悪だろ?
信じることに疲れ 吐く君を指差し笑う
だからこそ、だから此処で 叫ぶんだ
未来の僕が敵になっても 現在《いま》の僕は君 の側《がわ》だ
S'
こんな僕が言っても 届くわ けがないけど……
S
最低な僕はどうせ 大事な君を見捨てるんだ
だからさ この歌は この歌だけは此処に――
B
虫がいい 上辺だけの 糞な歌だ
聴くだけ時間の無駄になるような そんなメッセージ
それでいい それでいいから 言わせてよ
歌と僕がゴミ屑でも 現在《いま》の 僕は味方だ
掌を 返し嗤う そんな未来《とき》に
現在《いま》の僕を知る君が生きてる それは救いだ
だから現在《いま》だけは側《そば》に いさせてよ
こんな最低な僕には未来《いま》の君が必 要なんだ
【ひらがな.ver】
A
みらいのきみえ きこえてる
いまのぼくから めえせじ おくるよ
ちおはて そこにおち うめくとき
このうたとぼくお おもいだし てよ
としゃぶつ あびて すくいもとめて
のばすて けとばされ にじられ きたない あざけられ
うつろなめ なにおみてるの
かなしみ おあ にくしみ
それとも ふのかんじょお さえも うかばない けしき みたの
S
へたれな ぼくわきと だいじな ときにいえないんだ
だからさ このうたに ことばお ぶちこむんだ
B
げんきだせ たちなおれる がんばあて
いきてれば きと よいことがあるよ くそなせりふだ
そうじゃない そんなんじゃない いいたいのわ
そんなじこまん じいこういのごみ くずじゃないんだ
くだらない ろくでもない せかいのすみ
ぼくおしるきみがそんざいしてる それだけでいい
きみのつごう さんじょうなんか どうでもいい
どんなざまだろうが ぼくにわいまのきみがひつ よおなんだ
A
かいせいのそら にすらきらわれ
かめんの うしろゆび ささあて むしろの はりねずみ
くらいへや なにおしてるの
えんこん おあ こうかい
ぜつぼう もう じぶんじしん それすらも しんじられず
S
おおばかな ぼくわきと だいじな ときにうらぎるんだ
だからさ このうたを いまのき みにのこすよ
B
きらわれて けおとされて ひとりきり
そんなひとだとわおもわなかた とかさえずられ
うそだとか ごかいだとか かんけいなく
すなおかけ くちぎたなくののしり さあてゆくばか
ぼくはその ひとりなんだ さいあくだろ
しんじることにつかれ はくきみお ゆびさしわらう
だからこそ だからここで さけぶんだ
?みらいのぼくがてきになあても いまのぼくわきみ のがわだ
S'
こんなぼ くがいても とどくわ けがないけど
S
さいていな ぼくはどせ だいじな きみおみすてるんだ
だからさ このうたわ このうた だけわここに
B
むしがいい うわべだけの くそなうただ
きくだけじかんのむだになるよな そんなめせえじ
それでいい それでいいから いわせてよ
うたとぼくがごみくずでも いまの ぼくわみかただ
てのひらお かえしわらう そんなときに
いまのぼくおしるきみがいきてる それはすくいだ
だからいまだけはそばに いさせてよ
こんなさいていなぼくにわ いまのきみがひつ よおなんだ
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