空へと飛んでゆく鳥を見た
自由に羽ばたく鳥を見た
四角い檻に 入れられた私には
窓から見える世界が ただ素敵に見えた

流れゆく水の音 反射する草の色
また一つ空が広がる

もしも私が 翼を持てたのなら
力強く踏み切って 飛び立つんだ
あの頃に 見れなかった景色を
空高くで眺めたい なんて思った

信号待ちのないあの空は
障害のないあの空は
どれだけ広く 輝いていたのだろう
散らばったピースでは 覗けない全体像

漆黒を照らす月 鮮やかな流れ星
もう一つ空を作った

もしも私が 翼を持てたのなら
力強く踏み切って 飛び立つんだ
天の川 綺麗な夜の空に
書いた私の願いは 叶うのかな

あの日 夕暮れに染まる羽
か細い 足で逃げ隠れてた
当たり前に飛んでいた あの深海(そら)に
もう一度 溺れさせて

もしも私が 翼を持てたのなら
力強く踏み切って 飛び立つんだ
檻の外 隙間を抜け出したら
地と空は向きを変えた
翼のない鳥は今 空高く飛び立った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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飛べない鳥と逆さま未来

飛べない鳥と逆さま未来 歌詞です。

閲覧数:273

投稿日:2015/05/03 16:54:16

文字数:426文字

カテゴリ:歌詞

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