澄んだ空気に淡雪が　白い影を落とす頃
帰る人々の中で　ひとりあなたを待ってる

この胸の奥に
雪よりも淡く　降り積もる恋が
頬と吐息を染めるの

特別な日じゃないけど
「ダーリン、あなたが大好きよ」
あなたといる毎日が　幸せすぎるの

しんと冷えた指先が　紅色に染まる頃
過ぎる日々を繰り返し　ひとり想い出している

あの頃の記憶
雪の花のよう　解けそうな恋は
恋のまま変わらないの

特別な日じゃなくても
「ダーリン、あなたが大好きよ」
あなたといた毎日が　幸せすぎたの

白い吐息が夜空に　とけて星屑になったら
雪になって舞い落ちる
そうやってダーリン、帰ってきて

大切なあなただから
恥ずかしくて言えなかった
今伝えてもあなたは　笑ってくれるかな？

特別な日じゃないけど
「ダーリン、あなたが大好きよ」
そっと呟く私を　笑って抱きしめて



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ひらがなver.
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すんだくうきにあわゆきが
しろいかげをおとすころ
かえるひとびとのなかで　ひとりあなたをまってる

このむねのおくに
ゆきよりもあわく
ふりつもるこいが
ほおとといきをそめるの

とくべつなひじゃないけど
「ダーリン、あなたがだいすきよ」
あなたといるまいにちが　しあわせすぎるの

しんとひえたゆびさきが
べにいろにそまるころ
すぎるひびをくりかえし　ひとりおもいだしている

あのころのきおく
ゆきのはなのよう
とけそうなこいは
こいのままかわらないの

とくべつなひじゃなくても
「ダーリン、あなたがだいすきよ」
あなたといたまいちにが　しあわせすぎたの

しろいといきがよぞらに
とけてほしくずになったら
ゆきになってまいおちる
そうやってダーリン　かえってきて

たいせつなあなただから
はずかしくていえなかった
いまつたえてもあなたは　わらってくれるかな？

とくべつなひじゃないけど
「ダーリン、あなたがだいすきよ」
そっとつぶやくわたしを　わらってだきしめて